化学実験教室

大学在籍時より時折, 主に小学生〜中学生向けの実験教室を担当しておりました。

化学部時代

駒場祭での実験教室…化学部はほぼ毎年駒場祭で企画を開催しており, 私自身はそのうち2017, 2018, 2022年の駒場祭で実験を演示しました。

ナイロン66の合成
ナイロン66の合成
BZ反応
BZ反応

北海道実験教室…2017年, 2018年の化学部北海道実験教室に携わりました。2017年は西興部中学校で「水質調査(COD)」をテーマに普段触れないような器具を使って実験を実際に体験してもらいました。2018年は室蘭市立星蘭中学校で文化祭でもやっているいくつかの実験種目を見たり・体験したりしてもらいました。
Neo Alchemistに投稿した2018年実験教室の報告

近年(個人)

学童の体験学習の一環として, 実験教室(小1〜小3向け)を月1回90分で実施しております。これまでにやった実験種目は以下の通りです:

- 水と油と界面活性剤
- DNAの抽出 
- 惑星モビールを作ろう
- 空気砲
- ウェーブマシーン
- 糸電話を作ろう
- 火山の噴火実験
- ブルーベリーで指示薬を作ろう
- フリクションペンの謎
- ペンを使って綺麗な紙を作る!?(ペーパークロマトグラフィー)

など

ブルーベリーの指示薬。お酢(酸性)を加えたり,重曹(アルカリ性)を加えたり……
ブルーベリーの指示薬ブルーベリーと酸ブルーベリーと塩基

茶色のペン(水性ペンと油性ペン)は最初は色の見た目は同じ。だけど水に浸したり、有機溶媒に浸したりすると…(左: 展開溶媒が水の場合、 右: 除光液(主成分 酢酸エチル)を水で薄めたものを展開溶媒とした場合)
クロマトグラフィー

パイプオルガン

オルガンという複数の種類の多数のパイプが配列した大きな見た目の楽器は俗に楽器の女王とも言われる。J.S.バッハを含めバロック時代の音楽家たちはオルガンで弾ける曲を作っている。

[始めたきっかけ]最初にバッハに触れたのはグレン・グールドのCDを聴いたからであるが、J.S.バッハについて語るにはオルガンについて知らなくてはならないと考えるのは自然なことである。幸いにも東大の駒場キャンパス900番講堂には小柄なオルガン(森オルガンとも呼ばれる、かつて吉祥寺の教会が火事に被災した後に東大に設置されることになったオルガン)があり、これまた幸いなことに私はそのオルガンを弾くサークル「オルガン同好会」があることを知った。

曲紹介

曲名のリンクをクリックすると見ることができます。

J.S. バッハ 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533

J.S. バッハ 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537

J.S. バッハ 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549

D. ブクステフーデ  前奏曲とフーガ ト短調 BuxWV149

D. ブクステフーデ  パッサカリア ニ短調 BuxWV161

J. パッヘルベル シャコンヌ へ短調 "Chaconne in F minor"

Arvo Pärt "Trivium"